ここは動物の森?…
こんにちは!
PHILOS事務局のいちぜんやです。
先週、事故で入院中という報告をさせていただきました。心配してメールをくださった方、話題にしてくださった皆さん、ありがとうござます。一昨日の月曜日に本手術をして、その夜、意識が飛ぶほどの術後の苦痛を味わい、乗り越えて?なんとか生きてます。入院生活にもだいぶ慣れてもきましたので今日は入院直後の5日間を過ごした緊急病棟のお話を…
げぽげぽ。
くぁっくぁっ。
うーーうーー。
ガーガー。
カラカラ。
キュルル…
この変なひらがな・カタカナって何だと思いますか?
これは救急病棟に運び込まれた患者さんが出す声?を私なりに文字にしたもの。
妻の「個室にしたら」というアドバイスを蹴って、何となく楽しそうだと4人部屋に陣取った私でしたが、ここはまるで動物園か山の中。意味不明な音が合唱のように聴こえてきます。
動物の鳴き声なら「これはなんていう動物かな?」とかググったりしてアカデミックな時間になるのですが、ここで聞こえるのは人の出す音。ただただ「なんじゃ今のは」と笑いを抑えるのが精いっぱい。
で、よくよく聞いていると、ああ、これはお隣さんの音だとかお向かいさんだとか分かってきます。
お隣さんはといえばキュルル種です。何かを飲み込むときにこの音を出すようです。トイレでひっくり返って緊急搬送。71歳。
左前方はくぁっくぁっ族。看護師さんを捕まえては身の上話を長々とする(意外に面白い!)ので、要注意人物のレッテルを貼られています。玄関で転んでそのままドアに挟まれて身動き取れないところを発見され緊急搬送。御年90歳。
右前方はカラカラ目。正体不明。どうやら交通事故のよう。あっちこっち痛そう。御年68歳。
他にもいろいろとありましたが覚えてられない…
何せ、もう一つの特長は人の入れ替わりの早さです。3日目にして私が部屋名主になるくらい患者さんが来ては去っていきます。行先は、ある人は退院。ある人は他の病院へ。結局、同部屋仲間は10人くらいでしたか。幸い、私がいる間に冥途に旅立った方はなし。
私も5日目には一般病棟に移動となりました。こっちはほんと静かですよ!
そんな生活は自分には関係ない!というあなた、気を付けてくださいよ。怪我の原因は「転んだ」がとっても多い。道で、階段で、玄関で、トイレで、風呂でこけて運ばれてきます。そしてシニアが大半。明日は我が身です。
こんな怪我をしていて説得力はありませんが、年を取ったら足腰が大切です。自宅でリモートもいいですが、やっぱり駅からバリアフリーの道程をしっかりと歩いて鍛えられる梅田校が健康にとってもいいと思いました。
あー、早く歩きたい!
追伸。
病院でのパソコンの使用可能時間に制限があるため、皆さんからのご連絡に対してクイックレスポンスができません。ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。